降り注ぐ涙。はっと息を飲む瞬間、自分以外の世界は閉じる。深い水の底。
慰謝料とは
精神的な苦痛を慰謝するための金銭のこと。離婚のとき、交通事故で被害にあった時など、精神的な苦痛を受けた時に請求します。
相場は被害の性質や大きさで定型化されていることが多いです。
「慰謝料」の読み方は?
「いしゃりょう」と読みます。
「慰謝料」と「示談金」の違いは?
慰謝料は、示談金の一種です。示談金の方が広い概念で、慰謝料は示談金に含まれる、示談金の一部であるという関係です。ただ、示談金をもらったからと行って自然と慰謝料が含まれるわけではありません。示談交渉では、きちんと請求しないと相手は支払いません。その状態で示談書などにサインをしてしまうと取り返しがつかないことが多いです。示談交渉では書面にする前に必ず項目・費目がもれなく抜けなく正当な金額で盛り込まれているか、確認をしましょう。不安がある場合や、不満がある場合は、示談書を作成する前に早めに弁護士に相談しましょう。
慰謝料を請求できる場合は?
離婚、不貞をされた、DVを受けた、交通事故の怪我や死亡事故の被害、など精神的苦痛を受けた場合に請求できます。
離婚を決意。離婚でもらえる慰謝料は?
離婚の慰謝料を請求できる条件とは。不貞をした旦那に請求する方法は。
交通事故で怪我をした。もらえる慰謝料は?
後遺症が残らなかった場合
入院したり通院したことに対する入通院慰謝料がもらえます。ただ、自賠責保険の慰謝料だけでなく、本当はもう少し多くもらえる可能性がありますので、この場合はぜひ交通事故に詳しい弁護士への相談をおすすめします。
交通事故で後遺障害が残った場合
後遺症が残ったことに対する後遺障害慰謝料がもらえます。やはりこの場合も、自賠責保険の水準だけでなく、もっともらえる可能性があります。後遺障害に対する慰謝料は入通院に対する傷害慰謝料よりもかなり高額な金額をもらえる権利がある場合が多いので後遺症が残りそうな場合は特に弁護士に相談しましょう。
慰謝料の税金は?
交通事故の被害に遭って、慰謝料など損害賠償金を受け取った場合は、国税庁によれば、非課税とのこと。ただ正確には税理士や弁護士などに相談した方が良いので、あくまでご参考に。
大きな希望を。
慰謝料が問題となるとき、多くは辛い状況とお察しします。始まりはいつも辛くても、いつかは晴れまがおとづれ、希望が溢れます。諦めずに耐えて、大きな幸せが訪れますように。